江戸時代から続く400年の歴史ある大祭とりの市。酉の市の由来は、時はさかのぼり1265年(文永2年)日本武尊が鷲神社に戦勝のお札詣りをしたのが11月の酉の日であり、その際に社前の松に武具である熊手を立て掛けたことが酉の市で熊手が縁起物として扱われるようになり今日に至っているそうです。
歴史と共に熊手もその時代時代に合わせ変化してきました。昔の熊手は、オカメにしめ縄といったシンプルな物。当時はそれでも豪華だったでしょう。時が経つにつれ次第に賑やかさが増し現代の様なキラキラと輝く熊手になりました。福田屋では昔の伝統を守りつつ、新しい熊手のデザインを常に追求しお客様のご期待に添えるよう精進して参ります。是非ここ酉の市にお越しになって、江戸の情緒、風情を肌で感じて頂ければ幸いです。
浅草酉の市 福田屋 代表 福田 功